事業内容

ファンド事業のご案内

事業承継ファンド(継承ジャパン)

本ファンドの設立趣旨

本ファンドは、事業承継や業績改善が必要である中小企業に対して、LBPグループが総力を挙げて、地域と連携のうえ、積極的なハンズオンにより支援を行うことを目的としております。
具体的には、有用な経営資源を有するものの、事業承継や業績改善が進まない中小企業(新型コロナ感染拡大により経営環境が悪化・規模小・業績が不安定等)に対するソリューションツールとなることを企図しております。事業承継の受け皿機能、且つ、積極的なハンズオンによリ、中小企業の成長・磨き上げを後押しします。

本ファンドのアプローチ

本ファンドは、資金と合わせて、経営・財務のプロフェッショナルがハンズオンすることで、1社でも多くの企業を下支えし、事業承継・業績改善に寄与することを主眼としております。
投融資形態は、オーナーからの株式買取(マジョリティ)のみならず、普通株や優先株での増資、または社債(新株予約権付社債や転換社債)を含め、議決権の過半数取得に拘らない柔軟な対応が可能です。

主たる投資テーマ

  • 後継者不在に伴う、事業の譲受と事業運営人材の派遣
  • 後継者との伴走型支援投資(マイノリティ可能)
  • 経営者の事業承継前の資金化と、後継者育成支援投資(マイノリティ可能)
  • 株式集約型投資
  • 成長・再成長支援投資(コロナ挽回型:マイノリティ可能)
  • 後継者不在に伴う、事業の譲受と事業運営人材の派遣

運営スキーム(全体像)

  • コンサルティング企業であるLBPグループが中心となりファンドを運営
  • LBPIメンバーのみならず、グループ総員(70名強)の人員・知見・ネットワークの活用が強み
  • 中小機構からの出資を受けている官民ファンドであり、高い倫理観をベースに透明性の投資を実行

運営スキーム(全体像)イメージ図

ファンド概要

組合は、中小企業基盤整備機構の他、地域金融機関4行、及びGPの6社で構成されています


ファンド概要

ファンド名称 継承ジャパン投資事業有限責任組合
ファンド金額 36.5億円
組合員構成

・中小企業基盤整備機構
・中国銀行(岡山県)
・第四北越銀行(新潟県)
・東邦銀行(福島県)
・千葉銀行(千葉県)
・群馬銀行(群馬県)

ファンド設立 2020年11月30日(ファーストクローズ)
ファンド存続期間 ファーストクローズより 10年間
運営会社 LBPI株式会社

投資対象

地域・会社形態 日本の株式会社
業種 地域産業の高度化・活性化や雇用機会の増大に繋がる事業活動を行う全業種
企業規模 主に中堅・中小企業 (目安として売上高3億円~50億円程度、上場・非上場は問わず)

投資基準

投資形態 主として、普通株式、種類株式。案件に応じて、社債、劣後ローン、債権買取等
投資規模 1億円以上
投資期間 3〜5年
その他 GP会社にて定められた財務基準等の投資基準に準じる

ハンズオン理念

LBPIのハンズオン理念

  • 企業への理解と尊重を最重要視企業ごとの経営スタイル、価値観、社風等の理解・尊重を最重視
  • 現場に根差すハンズオン現地での課題検出・実行支援を通じた投資先の業績改善を実現

ハンズオン体制

  • 投資先への支援の一環として、LBPグループの多種多様な専門人材を派遣予定
  • ファンドの投資先の経営に、取締役または現場スタッフとして常駐実績のある人材が豊富
  • 専門性の高い会計・税務・システム・WEBマーケティング等にも対応

ハンズオン 人的支援体制のイメージ図